【もう一度雑誌を好きになりたい①】2026年4月|ELLE・Tarzan・サライを読んで考えたこと(前編)

昔から雑誌が大好きでした。ファッション誌を中心にいろいろなジャンルの雑誌を死ぬほど買ってました。そして出版業界に就職しました。
けれど、ここ数年、ほとんど雑誌を買うことがなくなりました。dマガジンで軽くチェックするとかそのくらい。

要因はさまざま。WEBの台頭。自分自身の年齢的な変化や、雑誌づくりの現場から離れたゆえの心境的な変化(雑誌業界にたいした貢献ができなかった引け目とか)。あとは、単純に面白い雑誌が減っているのではないかとも思ったり。

でもね、「雑誌に興味がなくなったなぁ…」という気持ちがある一方で、昔みたいに発売日が楽しみになる雑誌があるといいなぁと思うのです。

そんなこんなで、久々に雑誌と向き合おうかなという気分になりました。長い間、あれだけ好きなものだったんだから。
私が雑誌から離れてしまったのは、私自身の変化のせいなのか、世の中のせいなのか、出版業界が面白い雑誌をつくらなくなったからなのか。
実際に読みながら、「なぜ雑誌を面白く感じられなくなったのか?」「昔はどうしてあんなに雑誌が好きだったのか?」「面白い雑誌はまだあるのか?」「今の時代の雑誌はどうあるべきなのか?」を考えていきたいなと思いました。

4月に購読した雑誌は3冊。

ということで、早速本屋さんで雑誌コーナーを物色(昔はこの時間が本当に楽しかったな)。いろいろ見て回って「読みたい!」と思えた3冊を買ってきました。

ELLE2026年5月号、Tarzan2026年5月14日号、サライ2026年5月号。

ってか、雑誌高くなったな。ELLEは880円、Tarzanは820円、サライに至っては1200円。値段を見ないでレジに持ってたので、ちょっと「えっ」って思いました。苦しい雑誌業界の現状を考えるとこれも仕方ないのかな…。確実に「暇つぶしで気軽に買うもの」ではなくなってきてるよね。よっぽど読みたい、欲しい内容が載っているか、その雑誌のファンでないと買わない時代なんだよな。

以下、1つずつ読んだ感想を。

ELLE2026年5月号 の感想

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【購入理由】長澤まさみさんの表紙が可愛かったから。久しぶりに雑誌の表紙でときめいた気がする。明るくて元気な感じで、見ているだけで気分が良くなる表紙だと思う。
ちなみにこの号、発売当初にWEBで見かけて、あまりの表紙のかわいさに本屋さんに買いに走ったんだけど、いざ手に取ったら中身そうでもないかな?と思って一回買うのやめたんですよね。中面の撮り下ろしが落ち着きめで、表紙とギャップがあったので、求めてたものではないなーと思ってしまい(たぶん、私はそのとき元気になりたかった)。
でも今回、なにかファッション誌1冊買おーと思って、周りの雑誌と比較検討した結果、やっぱこれが一番良さそうと思って結局購入しました。

【中面を読んだ感想】いざ読んだら面白かった。素敵だった。硬いもの柔らかいものダイナミックなもの細かいもの、いろいろなものが詰め込まれていて、雑誌の楽しみってこのパッケージ感だよなって思ったりした。
雑誌の冒頭によく入っているインフォメーションが詰め込まれたページも、私は大好き。賑やかで楽しい。この号では名刺入れの情報がプチっと載っていて「あ、名刺入れ新調しようかな?」と思わされました。細かいところの情報もさ、ちゃんとつくってくれてると宝探しみたいで楽しいんだよね。
あとはELLEのウクライナ版編集長が現在の戦時下の日常生活を語る記事があったり、環境・エネルギー問題の記事があったり。1冊の中で感情を真面目な方にも持っていてくれるからいいよなぁ。若い頃はファッション記事中心に見ていてこういう記事なんとなくしか読まなかったけど、今はもう少し興味が湧いてきたからむしろELLEのよい読者層になり始めてるのかもしれない、私。
ファッション記事はポロシャツが可愛い。欲しくなりました。試着とかめんどくさいから最近、見かけたものをネットでそのまま買っちゃうんだよね。だから昔よりクレジットまでしっかり見るようになったかも。
ヘア特集はスナップ写真での構成で、素敵な人がたくさん。ELLEはWEBサイトの方でスナップの記事をよく上げてくれているのを見るんだけれど、雑誌で見てもスナップってやっぱり楽しいなぁ。あっ、カチューシャかわいいなぁ。ちょっとハードル高いけど。カチューシャもっと流行って、私のようなオシャレじゃない人でもつけやすい世の中にならないかな(小学生の頃、流行ってた記憶)。あとは、セレブのヘアアレンジ記事とかも結構好きです。
ファッションシューティング系の記事では、「SWING,SWAY,FLOW」と題された企画がいちばん好み。写真が強くて美しいなと思いました。あとは、美容記事!「こんな人におすすめ」という誘導をしてくれているので選びやすい(特にコントロールカラーがわかりやすかった)。こういうの大事よね。そして、アメリカのプロテインブームは知りませんでした。メンタル安定のためのプロテインかぁ。勉強になるなぁ。あと純粋にサマーコスメ先取りの記事のコスメが可愛くてときめき。夏が楽しみになるね。それと「ロジカルラブ」という言葉を初めて知りました。

……と、読み終わって、ELLEがいまの自分にとってけっこう楽しく読める雑誌であることに気づく。次号楽しみかも。

ELLEについて思いのほかテンションが上がって長くなってしまったので、Tarzan、サライは別の記事で書くことにします。

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