フリーランスのお金の不安を解決してくれる本2選【マンガでわかりやすい】

会社員からフリーランスになると決めたとき、心配事はお金のことでした。
そして、数年が経ついまも時折お金の心配が頭をもたげます。
そんなときに読んだ、わかりやすくて面白く、役に立ったフリーランス向けのお金の本を紹介します。ともにマンガ形式でサクッと読めます。心の底からおすすめの2冊です!

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』
河内薫、若林杏樹著 サンクチュアリ出版

会社を辞めるか迷っていた当時、「フリーランスになりたいけど、税金とか確定申告とか、お金まわりのことがまったくわからない!」という不安がありました。
そんなときにたどり着いたのがこの本です。
フリーランスの漫画家のあんじゅ先生が税理士の大河内先生に税金のことを教えてもらうかたちで進んでいくのですが、あんじゅ先生が最初は何も理解しておらず、さらにズボラな人柄なのに、共感……。
「フリーランスになるときはこういう手続きをする」といった内容も書かれているので、その手順にならって私も手続きを進めさせてもらいました。
この本のおかげで税金のことがかなり理解できました。そのおかげで安心してフリーランスになることができたと思います。いわば背中を押してくれた1冊です。
いまでも「あれってどうなんだけ?」と気になったときに開いて参考にしています。フリーランスの人の手元に1人1冊あってもいいと思うくらいです!
というか、Amazonのレビュー数すごすぎですね、この本。

『マンガ 自営業の老後』

『マンガ 自営業の老後』
上田惣子著 文響社

こちらは最近読んだ本です。
ここ1年ほど仕事が途切れず忙しい日々を過ごしていたのですが、最近「あれ、次の仕事の依頼が何も来ていないな?」という時期がありました。
そうなると、「このまま仕事来ないのかな?」「この先、お金大丈夫だろうか?」と不安が頭をもたげます。
そんなときに目に入ってきたのがこの本。著者はフリーランスのイラストレーターさんです。50代に入って、若い頃より仕事の依頼が減ってきたことに気がつき老後への不安に襲われるようになったという著者。お金の専門家や上手にやりくりしているフリーランスの人に話を聞きに行って、さまざまな視点からフリーランスの老後のお金のいろいろについて解説してくれます。
自営業者が家を買うことや、今後の人生にかかるお金のこと、保険のことなど、体験談や役に立つ知識などが豊富で、とてもためになりました。著者の不安に自分を重ねて、身につまされながら読める本でもあります。
私は「なんとか不動産を買って家賃収入しか狙えないやろか」と思っていた時期に読んだのですが、ちょうど不動産の項目もありました。読んでわかったのは、大家さんをやるのもそんなに簡単じゃないということ。とりあえずあきらめました(笑)。

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