無性に気分が下がってしまうことがある。
特に心配事や悩みがあるわけではないのに、そわそわしてなにをしていても不安で落ち着かない。なんだか泣きそうな感じ。
30代前半ごろまでは、その気分の浮き沈みと向き合ってこなかった。
仕事で体力的も精神的にも削られていたから、ダウナーに入ってしまうのも当然。さらに忙しすぎて落ちている自分と向き合っている暇がなかったというのもある。
それがアラフォーに入って、気分の浮き沈みと真っ正面から向き合うようになった。向き合う時間的余裕ができたというのもあるし、体力でごまかせなくなってきたということもある。
自分なりに「これが憂うつの原因だ」と思うようになったことがあるのでまとめてみたい。
原因がわかったことで対処もできるようになってきたと思う。
【憂うつを引き起こす4大悪①】天気
「天気痛」「気象病」という言葉は昔よりかなり広まってきたように思う。気圧の変化によって自律神経が乱れて、頭痛やめまいなどが起こることを指す言葉だ。
若い頃から頭痛持ちで「天気が悪いと頭痛がひどいな」とは気がついてきた。だが、アラフォーになってから、「天気が悪いと気分も上がらないな」ということに気がついた(実際、気象病の症状の一つとして気分の落ち込みがあるらしい)。
だから最近は不安感を感じると、まずネットで検索する。よく見るのが下記のサイトだ。
頭痛ーるhttps://zutool.jp
毎日の気圧予報が見られて、「超警戒」「警戒」「注意」「通常」など体調への影響の可能性を知らせてくれるのだ。
これを見て「超警戒」「警戒」などの言葉が見られたら、「そうか、天気のせいか。なら仕方ないか。休もう」と思えるようになってきた。だって天気は私にはどうしようもないし。
「今日は頑張れない日だ」と理解して、頭が痛くなりそうな気配がしたら頭痛薬を早めに飲んで、思いっきり休む。無理に気分を上げて頑張ろうとすると余計に辛くなるものだから。
【憂うつを引き起こす4大悪②】お酒
30代前半までお酒を相当飲んできた。飲み始めると止まらないタイプで朝まで飲んでしまうこともしょっちゅうだった。
それが、会社を辞めてフリーランスになってお酒を飲むことが減った。健康のことも考えて意識的に減らそうと思ったし、二日酔いがひどい状態だとフリーランスの仕事を回せなかったこともある。職場の人と流れで飲みに行くという機会もなくなったし、ストレスが減ったから飲みたいと思うこともなくなった。
それでも、たまに、以前よりかなり少ない量を飲むことがあるのだが、それで気がついたことがある。
「お酒はメンタルに来る」と。
飲んだ次の日に不安感を感じたり仕事が手につかなくなったりすることに気がついたのだ。
昔は飲みすぎて、メンタルよりもむしろ体調に来ていた。「気持ちわりぃ〜」という状態。そちらが強すぎて、メンタル面の落ち込みは感じていなかった(体調の悪さに気を取られて、メンタル面の変化に気がついていなかったのかも。体調悪いから気分も悪いのは当然だ、みたいな)
それが飲む量が減ったことでわかりやすい二日酔いまではいかず、なんとなくだるさと不安感を感じるということが多くなったのだ。
最近知ったのだが「酒うつ」という言葉もあるようだ。
また下記の「依存症対策全国センター」のサイトによると、「飲酒がうつ病や不安障害を引き起こしたり、抑うつ気分を悪化させたりすることがあります。」とのこと。
https://www.ncasa-japan.jp/notice/alcoholism/depression
これに気がついたことで一度に飲む酒量をさらに減らした。
【憂うつを引き起こす4大悪③】生理
生理=憂うつ、はいかにもという感じだが、アラフォーになって、生理前後の気分の浮き沈みが激しくなったように思う。実はこれについてはあまり対処できていない。
もう少しひどくなったら婦人科にかかろうと思っている。
ただこれも天気の場合と同様、「はいはい生理前だからご機嫌が悪いのね」と自分を納得させられるようになった。体には抗えない。私にできることは、私に優しくしてあげることのみ。
【憂うつを引き起こす4大悪④】睡眠の乱れ
体力がなくなってきて睡眠の大切さも痛感している。
睡眠の場合は、「睡眠が乱れると憂うつになる」というよりも、「乱れると、天気や生理による憂うつを増大させる」というのが私の実感だ。
逆に睡眠がきちんと取れていて生活リズムがきちんとしていると、生理や天気によるダメージは少ないようなきがしている。
まとめ:体とメンタルのつながりを感じるようになった
気分が落ち込んでいるときは、手足が冷たくなっている、というのも最近気がついたことだ。
体と心は連動しているんだな、とアラフォーになって実感する日々だ。
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