【日々雑感】4月に籠もっているなんてバカだ

高速バスの座席で1時間ほど眠りについてしまっていた。
目が覚めたときは、山あいを走っていた。
新緑のまだらな緑(たまにうすいピンクも混ざっている)が続く。空は青く、太陽の光も美しく差して、たまに過ぎるダムや川もきらきらしていた。すべてがとても綺麗で、心が一気に晴れやかになった。「ああ私にいま必要だったのはこれだったんだ」と感じた。
ここ数日、儲けること、成功することを考えていてパソコンやスマホと向き合ってばかりだった。生理前なこともあって、ずっと不安感があってもやもやしていた。

4月のこの時期はずっと東京にいることが多くて田舎に行くことがあまりなかったから、新緑の美しさを都会レベルでしか見てなかった。なんてもったいないことをしてきたんだろう。いちばんいい時期じゃないか。
仕事なんかしているのが馬鹿らしくなってお金の心配も馬鹿らしくなった。
遊ぶために生きたい。心を遊ばせるように生きたいな。
美って人の心のために必要なんだ、と思った。

写真は、車窓から見えたり見えなくなったりしていた富士山。少し角度が変わると見えなくなってしまうのに、気がつくと巨大に姿を見せる。はっとさせられる。そんな富士山が好きだ。

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